ニューヨーク製菓店 / キム・ヨンス(金衍洙) (著) 崔真碩 (翻訳) (クオン)

¥1,320

「私はこの小説だけは鉛筆で書くことにした。
どうしてそうしたのかはわからない。
ただそうしなければならないように思えた」

韓国金泉市のパン屋「ニューヨーク製菓店」の末っ子として生まれ育った、キム・ヨンスの自伝的小説。
お店を切り盛りする母、作家を目指す息子を見守る父、グローバル化の波が押し寄せる中で何度となく転機を迎えるニューヨーク製菓店……
この世から姿を消しても心の中を照らし続ける“灯り”に思いを馳せる、静かで温かな余韻の残る短編を、韓国語原文と邦訳を一冊にしてお届けします。

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読者モニターの方々の声
◎この小説は、韓国の現代史を背景に成長し、今はこの世から消えてしまった「ニューヨーク製菓店」という作家の「灯り」を通じて、読者の「灯り」を召喚する物語でもある。
自分という存在は、自分が消え去ったあとも、もしかして誰かの「灯り」になれるのかも知れない、作家が与えてくれたそんな希望のためだろうか、読後感は、オレンジ色の街灯にように優しい。
――shirotoraさん

◎キム・ヨンスさんは過去を見つめながら、未来を語る。
――プレスさん

◎初めて読んだ作家の最初の一編に、こんなに入り込んで同化できるなんて。「感情移入」とか「共感」というのとはちょっと違う、いつの間にか自分のことのように追体験している気持ち。(…)著者の「誠実さ」と「潔さ」、それから「強さ」みたいなものが体温みたいにじわーっと伝わってくる作品です。ここから入ることができてよかった。
――寒天さん

◎あなたがもし今、暗闇の中で道に迷い途方に暮れていたら、この小説『ニューヨーク製菓店』をそっと手渡したい。暗闇をかすかに照らす道標(みちしるべ)として。
――yukiさん

【韓国文学ショートショート きむ ふなセレクション】
翻訳家きむ ふなが今お勧めする作家の深い余韻と新たな発見を感じさせる短編を
日本語と韓国語の2言語で読むことができるシリーズです。
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在庫1個

商品コード: 978-4910214337 カテゴリー: , , ,

説明

著者について
著者:キム・ヨンス(金衍洙)
1970年、慶尚北道生まれ。成均館大学英文科卒。
1993年、「作家世界」で詩人としてデビュー。
翌年に長編小説「仮面を指差して歩く」を発表し高く評価されて以来、本格的に創作活動を始める。
「散歩する者たちの五つの楽しみ」で李箱文学賞を受賞したほか、東西文学賞、東仁文学賞、大山文学賞、黄順元文学賞など数々の文学賞を受賞。エッセイスト、翻訳者としても活動している。
邦訳に『世界の果て、彼女』『ワンダーボーイ』(以上クオン)、『皆に幸せな新年・ケイケイの名を呼んでみた』(トランスビュー)、『夜は歌う』、『ぼくは幽霊作家です』(以上新泉社)、『四月のミ、七月のソ』(駿河台出版社)、『目の眩んだ者たちの国家』(共著、新泉社)がある。

訳者:崔 真碩
1973年ソウル生まれ、東京育ち。
東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。学術博士。
現在、広島大学大学院人間社会科学研究科准教授。
テント芝居「野戦之月」の役者。
著書に『朝鮮人はあなたに呼びかけている』(彩流社)、『サラム ひと』(夜光社)など、訳書に『李箱作品集成』(作品社)、『ウォンミドンの人々』(新幹社)などがある。

出版社 ‏ : ‎ CUON
発売日 ‏ : ‎ 2021/12/10
言語 ‏ : ‎ 日本語
単行本 ‏ : ‎ 84ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 491021433X
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4910214337


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