聴竹居: 藤井厚二の木造モダニズム建築 / 松隈章 (平凡社)

¥1,870

大きくて見通しのよい居室、大パノラマが満喫できる縁側――。
近年、天皇・皇后両陛下が訪問されたことで話題となった理想の住宅。
各室の細部まで初公開づくしの公式ガイドブック
 
「そこまでやるのか!」 藤森照信(建築家・東京大学名誉教授)
 
昭和の初め、“実験住宅”と称した家を何棟も建て、住み心地を検証し続けた建築家・藤井厚二。「聴竹居(ちょうちくきょ)」は1928年(昭和3)、藤井が自邸として京都・大山崎の地に建てた最後の作品である。日本の気候風土、和洋を融合させた空間構成は絶妙で、日本の住宅の理想形を実現した建築と認められるが、長らく知る人ぞ知る存在であった。本書はその全貌を克明に紹介、加えて八木邸など藤井が残した他の建築も網羅的に追う。

在庫1個

商品コード: 978-4582634976 カテゴリー: , , , , タグ: ,

説明

著者について
松隈章(まつくま・あきら)
株式会社竹中工務店設計本部設計企画部所属、公益財団法人ギャラリーA4(エークワッド)企画マネージャー兼務。聴竹居倶楽部代表。
1957年兵庫県生まれ。北海道大学建築工学科卒業。設計業務の傍ら近代建築の保存活用やギャラリーA4での企画展をはじめとする数多くの建築展に携わる。主な共著に『「聴竹居」実測図集――環境と共生する住宅』(彰国社)、『16人の建築家―竹中工務店設計部の源流』(井上書院)がある。設計に携わった「瀧定大阪株式会社高槻寮」と保存・修復・再生に関わった「ジェームス邸」で日本建築学会作品選集に選ばれる。
 

写真=古川泰造(ふるかわ・たいぞう)
日本写真家協会会員。
1957年大阪府生まれ。大阪写真専門学院卒業。スタジオ勤務・フリーランスを経て、1982年より竹中工務店勤務。建築写真撮影に従事。さらにギャラリーA4企画展、木造モダニズム建築の撮り下ろし撮影を手掛ける。『「聴竹居」と藤井厚二展』『「札幌聖ミカエル教会」とアントニン・レーモンド展』『日土小学校と松村正恒展』『西本願寺・伝導院と伊東忠太展』『三里塚教会物語と吉村順三展』などでは、各建築家の作品撮影を担当。
 

出版社 ‏ : ‎ 平凡社 (2015/3/27)
発売日 ‏ : ‎ 2015/3/27
言語 ‏ : ‎ 日本語
単行本 ‏ : ‎ 144ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4582634974
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4582634976



最近閲覧した商品