韓国現代詩選〈新版〉 / 茨木 のり子 (編集, 翻訳) (亜紀書房)

¥2,420

「いい詩は、その言語を使って生きる民族の、感情・理性のもっとも良きものの結晶化」
詩的世界の多様さ、現実に根ざしつつ生み出された作品の面白さは、時代を超え、今もなお心に響く。
豊潤で余韻に満ちた茨木のり子の名訳で贈る珠玉の詞華集。

【解説】若松英輔さん、斎藤真理子さん

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隣国の多彩な現代詩人十二人の、発想豊かな六十二篇を、日本を代表する詩人・茨木のり子が編み、翻訳した。

刊行から三十余年。
韓国文学の真髄ともいえる簡潔で奥行き深い言葉できざまれた詩的世界は、時代を超えて心に鮮烈に響く。

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まったく一種のカンだけを頼りに、五十冊ぐらいの詩集のなかから選びとったものだが、みずから選んだ六十二篇の詩には深い愛着を覚える。
訳す過程で、ハングルにはハングルの豊かさがあり、日本語には日本語の豊かさがあると痛感させられた。(「あとがき」より)

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在庫1個

商品コード: 9784750517681 カテゴリー: , , , , , タグ: , ,

説明

【目次】
姜恩喬
金芝河
趙炳華
洪允淑
李海仁
申庚林
河鐘五
黄明杰
金汝貞
黄東奎
呉圭原
崔華國
あとがき
収録詩集一覧

【解説】手紙を書く詩人たち──若松英輔
【解説】時代を越える翻訳の生命──斎藤真理子

ソウルの大きな本屋――たとえば教保文庫とか鐘路書籍に行ってみると、詩集コーナーの大きさに驚かされる。

更に驚かされるのは、詩集コーナーにむらがる若者たちの熱気である。高校生から大学生ぐらいの青年男女が、むさぼるように詩集を読んでいる。人目なんかまるで気にしていない。

まるっきり違う光景に呆然とし、ノートを取ったりしているのは、若者にはやはり一冊の詩集は高価すぎるのかと思っていたのだが、ある大学教授が語ってくれたところによると、「あれはねえ、アンソロジーを作るためですよ。じぶんの好きな詩人を選んで、そのなかの更に好きな詩だけを集めて、自分一人だけのアンソロジーを作るのです」

それでようやく納得がいった。考えてみれば、これこそアンソロジー(詞華集)の原義ではないだろうか。

私もこの少女たちに倣いたいと思った。独断や偏見を恐れずに、一九八〇年代の、それぞれタイプの異なる、自分の気に入った詩だけを集めてみたいと。そして、時代の流れと共に、そう簡単に消え去ってはしまわない、独立性の高い詩だけを集めてみたいと。(「あとがき」より)

出版社 ‏ : ‎ 亜紀書房 (2022/10/22)
発売日 ‏ : ‎ 2022/10/22
単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 212ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4750517682
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4750517681



追加情報

サイズ 188 × 130 × 16 mm

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