銀河の片隅で科学夜話 物理学者が語る、すばらしく不思議で美しいこの世界の小さな驚異 / 全卓樹 (朝日出版社)

¥1,760

一日の長さは一年に0.000 017秒ずつ伸びている。
500億年のちは、一日の長さは今の一月ほどになるだろう――

空想よりも現実の世界のほうがずっと不思議だ、と感じるような、
物理学者のとっておきのお話を22、集めました。

・流れ星はどこから来る?
・宇宙の中心にすまうブラックホール
・真空の発見
・じゃんけん必勝法と民主主義の数理
・世論を決めるのは17%の少数者?
・忘れられた夢を見る技術
・反乱を起こす奴隷アリ
・銀河を渡る蝶
・飛び方を忘れた鳥にそれを教える…

真夜中の科学講座のはじまり、はじまり。

ほんのひととき、日常を忘れて、科学世界の詩情に触れてみませんか?
科学や文学が好きな人へのプレゼントにもぜひ。

「夜話と名乗ってはいるが、朝の通勤電車で、昼休みのひとときに、ゆうべの徒然の時間に、順序にこだわらず一編ずつ楽しんでいただければと思う。」――著者

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説明


★ 第3回 八重洲本大賞・第40回 寺田寅彦記念賞受賞 ★ 主要全国紙、雑誌の書評で絶賛!

〇「21世紀の教養書」と呼ばれるにふさわしい、まことに美しい本。
――新井紀子さん

〇科学者の文章は、独特の詩情を宿していることがある。数理の光によって世界の深みを照らし出すのである。本書もそうした稀有なる一冊だ。
――若松英輔さん(高知新聞4月26日ほか、共同通信 書評より)

〇「遠く」について考え、緻密に想像する理論物理学者の思考が、日常の息づく「近さ」に開いた感性と美しく同居している一冊。
―― 森田真生さん(毎日新聞大阪版5月30日 書評より)

〇この本、売れているという。科学エッセイでも売れるのだ。いや、これは「科学夜話」という新しいジャンルだから売れているに違いない。
―― 仲野徹さん(読売新聞5月3日 書評より)

〇一番のお薦めは数理社会編だ。(…)三人寄れば文殊の知恵、はなぜ正しいのか。民主主義の基盤をなす多数決は数理的に正当化できるのか。
(…)著者は物理学者で、物知りで、おまけに詩人である。高知暮らしが長いせいか、話を盛りがちな県民性を受け継いだサービス精神に溢れた文章も楽しめよう。
―― 須藤靖さん(朝日新聞4月4日 書評より)

高橋源一郎さんご紹介(NHKラジオ「すっぴん!」2/28放送)、大反響!

大森望さん推薦!
「明晰でわかりやすく、面白くて叙情的。
科学と詩情。
ここにはSF100冊分のネタが詰まっている。」

出版社 ‏ : ‎ 朝日出版社 (2020/2/19)
発売日 ‏ : ‎ 2020/2/19
言語 ‏ : ‎ 日本語
単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 192ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4255011672
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4255011677



追加情報

サイズ 190 × 122 × 12 mm

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