説明
出版社 : ミシマ社
発売日 : 2024/9/17
単行本(ソフトカバー) : 240ページ
ISBN-10 : 4911226099
ISBN-13 : 978-4911226094
京都大山崎の本と編み物毛糸店
¥1,980
稼ぐためではなく、風景や知恵や種を、受け継ぐために。
地元(愛媛)では農、東京では作家。
チームで畑をして、ときにバンド活動も。
模索した、新しい農のかたち。
農業にかぎらず、あらゆる分野で継承の問題に奮闘する方たちへ贈る一冊。
――本文より――
その人の人生の一部に土があるということ。それは農業うんぬんの前に、生きることや生命のルーツを知ることにもなると思う。自分の食べるものを自分で採取するという行為は、あまりにも現代人の生活に欠けていて、それなのにあまりにも生物の根本だった。
畑は、本当は世界で一番豊かな作業場だ。忘れがちだけど、宇宙にいつも触れることができるのだから。さまざまに五感を刺激され、それを音楽とか詩に昇華し、畑帰りに曲を作り歌う日もある。
私たちのように職は別に持ち、自給自足+αを目指して活動する農家が、もっといてもいいはずだ。そして、やれなくないよ、とここに記したい。
在庫1個
出版社 : ミシマ社
発売日 : 2024/9/17
単行本(ソフトカバー) : 240ページ
ISBN-10 : 4911226099
ISBN-13 : 978-4911226094
サイン | なし, あり |
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