少年が来る ― 新しい韓国の文学シリーズ / ハン・ガン (著) 井手 俊作 (翻訳) (cuon)

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1980 年5月18 日、韓国全羅南道の光州を中心として起きた民主化抗争、光州事件。
戒厳軍の武力鎮圧によって5月27日に終息するまでに、夥しい数の活動家や学生や市民が犠牲になった。
抗争で命を落とした者がその時何を想い、生存者や家族は事件後どんな生を余儀なくされたのか。
その一人一人の生を深く見つめ描き出すことで、「韓国の地方で起きた過去の話」ではなく、時間や地域を越えた鎮魂の物語となっている。

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商品コード: 978-4904855409 カテゴリー: , , , , タグ: , , ,

説明

ハン・ガン (ハンガン) (著)
1970年韓国・光州生まれ。
延世大学国文学科を卒業。
1993年季刊「文学と社会」に詩が、翌年ソウル新聞の新春文芸に短編小説「赤い碇」が当選し文壇にデビューした。
現在、ソウル芸術大学の文芸創作科教授。
本作『菜食主義者』で、韓国で最も権威ある文学賞、李箱文学賞を受賞。その他の作品に、短編集『麗水の愛』『私の女の実』、長編小説『黒い鹿』『あなたの冷たい手』『風が吹いている、行け』、散文集に『そっと静かに歌う歌』『愛と、愛を取りまくもの』などがある。
小説のほかに、絵本『雷小僧、天女稲妻、小僧天女』、大人のための童話『涙の箱』『わたしの名前は太陽花』などがあり、童話の翻訳も多数手がけている。韓国小説文学賞、今日の若い芸術家賞、東里文学賞など受賞多数。

出版社 ‏ : ‎ クオン (2016/10/27)
発売日 ‏ : ‎ 2016/10/27
言語 ‏ : ‎ 日本語
単行本 ‏ : ‎ 273ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 490485540X
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4904855409



追加情報

サイズ 195 × 185 × 13 mm

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