クリスマスのまえのよる / クレメント・C・ムーア (原著)　 ミスター・ボディントン (イラスト)　坂本美雨 (翻訳) (アノニマ・スタジオ)

数々のイラストレーターによって絵が彩られるロングセラーの名作が、新たな魅力を読者に届けるクリスマス絵本です。サンタクロースがやってくる光景を、ニューヨークで活躍するデザインスタジオの絵と、幼少からさまざまな音楽に触れてきた坂本美雨の訳文で、朗らかに奏でます。

「古い詩と現代の芸術スタイルのこの予想外の組み合わせは、ボディントン氏の既存の熱狂的なファンを喜ばせ、また、新しいファンを獲得することを約束されています。 古いテキストに対するこの新鮮な解釈は、すべての読者はチェックする価値があります。 —カークスのレビュー

・明るいピンクとスペアミントが印象的なイラストレーションは、無数のパターンとユーモラスな吹き出しや手書き文字、細い線のアートと組み合わされています。 人間味があるあたたかさと計算し尽くされたデザインは、鋭い目を持った読者にさらなる楽しみを提供します。現代のクリスマスを楽しむ自由な精神のための、古典をアップデートしてくれる作品です。
—パブリッシャーズ・ウィークリーのレビュー

詩　クレメント・クラーク・ムーア／Clement Clarke Moore（1779-1863）
アメリカ、ニューヨーク州生まれ。コロンビア大学教授、神学者、詩人。
1822年に自分の子どものために本作の詩を書き、新聞や出版物で広まった。世界中で有名になったサンタクロースのイメージは、この詩によって生まれたと言われている。