こどもに聞かせる一日一話 「母の友」特選童話集 / 福音館書店 母の友編集部 (編集)(福音館書店社)

¥1,650

「こどもに聞かせる一日一話」。
短くておもしろい童話を30話一挙に掲載するこの企画は、1953年、福音館書店の生活文化雑誌「母の友」の創刊時にあったものです。
「世のお母さん方の毎日はあまりにも忙しい」。

創刊の言葉はそう始まります。そんな慌ただしい日々の中でも、気軽に読める子育てのヒントと、子どもと一緒に楽しめるお話=短い童話をお届けできたら。テレビが普及する前、子どもたちはおとなに「何かお話してよ」とせがんでいたそうです。そんなとき「母の友」がお役にたてたら。
掲載するお話は、教訓的なものより、心を動かす楽しいお話が選ばれました。

「母の友」の創刊号では、指ずもうなど、ほんの数分でよいので、子どもとおとなが一緒に“遊ぶ”ことを、母にも父にもおすすめしています。遊びという、どこか対等な関係性の中で、何かを共に楽しむ。すると「ああ、この子はこういう考えで、こういう行動をしているのか」と相手の気持ちがわかってくる。気持ちがわかれば心もつながる。親子の関係が深まります。お話を共に楽しむことも、“遊び”の一種、きっと、そんな思いがあったのだろうと思います。

「一日一話」企画は人気を博しましたが、「母の友」でより長めの童話を載せることが増えるにつれ、1960年代に一度姿を消しました。復活したのは2003年、「母の友」創刊50周年の年です。21世紀、テレビのみならずインターネットも普及していましたが、企画は好評をいただき、以来ほぼ毎年実施しています。様々なメディアがあふれる現在においても「一日一話」が人気なのは、昔と同じく、お話が、子どもとおとなの心をつないでいるからなのだと思います。
子どもとおとなが共に楽しめる時間が新たに生まれますように。そんな願いをこめて、30のお話をお届けします。

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商品コード: 978-4834086744 カテゴリー: , ,

説明

出版社 ‏ : ‎ 福音館書店
発売日 ‏ : ‎ 2022/9/9
言語 ‏ : ‎ 日本語
単行本 ‏ : ‎ 88ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4834086747
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4834086744


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