バウムガートナー / ポール・オースター (著) 柴田 元幸 (翻訳) 新潮社

¥2,530

ここではない、どこかから電話が鳴る。ポール・オースター最後の長篇小説。

S・T・バウムガートナーは九年前に先立った妻アンナの不在を今も受け容れられずにいる。書斎で彼女のタイプ原稿を読み耽り、物忘れがひどいなか、ルーツの地ウクライナを旅したときの摩訶不思議な出来事を書き残す。そんな彼に恩寵が……来るべき日を意識していたとしか思えない、オースター作品のエッセンスが宿る名作。

ポール・オースターの前作『4321』は著者をして「この本を書くために一生待ち続けていたような気がする」と言わしめ、1947年生まれの複数のファーガソンの青春と成長を描いた集大成的大著でした。

遺作となる本書は、70歳の哲学者にして大学教授のS・T・バウムガートナーが詩人で翻訳者でもあった妻アンナとの出会いと別れを回想し(アンナの遺したエッセイなど、作中作が複数挿入されています)、自身の死も見つめながら生きる日々を綴っています。

訳者の柴田元幸さんは「悼むことは21世紀のオースター作品のモチーフでありつづけてきたが、この作品に至ってついに中心に据えられた」「基本的に淡々としたリアリスティックな小説だが(略)その静かな大胆さは見事」「さしずめ無伴奏チェロソナタに喩えるのが相応しい」と紹介しています(MONKEY vol.35より)。

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商品コード: 978-4105217235 カテゴリー: , , , , ,

説明

出版社 ‏ : ‎ 新潮社
発売日 ‏ : ‎ 2025/12/17
言語 ‏ : ‎ 日本語
本の長さ ‏ : ‎ 216ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4105217232
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4105217235


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