この秋、9月13日に、中納 直子(なかの なおこ)さん小説作品集「おにんぎょさん。」をPuolukka Mill Booksから出版します。中納直子さん初の単著書籍です。

中納直子さんは、第54回群像新人文学賞を「美しい私の顔」で受賞しました。この度、縁あってPuolukka Mill Booksから作品を出させていただくことになりました。

表紙イラストは森元 暢之さん。中納直子さんたっての願いで、表紙の絵を描いていただくことに。個人的に雑誌「ぴあ」の漫画をよく読んでいたのを覚えています。その漫画をとても楽しみにしていました。

森元暢之漫画 – ぼちぼちとこしらえております。 
nobikun.com

今回の作品集は、群像2013年9月号に掲載されたものを元に、大幅に加筆・修正した『おにんぎょうさん。』と、書き下ろし『ひな菊』の二作を収録しています。

「この馬面、ノムと覚えてください」
メルカリで買ったダッチハズバンド。これは私のおにんぎょさんなんだ。馬のかぶりものと、ひょっとこのお面で睦あう私たち。喫茶「木馬」に集まる人々に訪れる別れとこれからの人生。その前に私は彼を供養しなければならない。変態とピュアネスが交差する得も言われぬ大団円。(おにんぎょさん。)

「宇野さん。解放って現実に、あります?」
変態行為をくりかえす僕と田中さんの妙な関係。「変質者ですよ、この人」普段の挨拶と同じトーンだった。だから、聞き間違いかと思った。 (ひな菊)

ひと味違う人だなとずっと思っていた中納さん。長い付き合いなんですが、小説家であることを知ったのは、わりと最近だったりします。

【書誌情報】
発行日:2026年9月1日 発行
著者:中納 直子
絵:森元 暢之
ページ数:142ページ
判型:B6判 無線綴じ
ISBN:978-4-9914618-1-1
価格:1,600円+税
印刷:株式会社 明光社 STARBOOKS

2026年9月13日(土)開催の文学フリマ大阪14で初売りです。
出店名: Puolukka Mill Books ブース: そ-73
当日は中納 直子さんも売り子で参加予定です。ぜひブースにお越しください。