2024年3月22日(木)に第四回「山崎ブッククラブ」開催しました。
第四回の課題本はキム・ボヨンの小説「どれほど似ているか」」でした。

例によってノーメモ状態だったので、記録は記憶に頼るのみです。

ーーー

・最初はとっつきにくいと思っていたけど、すぐに馴染んだ。

・人との関係性を強く感じる

・韓国社会の厳しがここまでしんどいとは思っていなかった。受験競争が厳しすぎる。

・「0と1の間」自分の子供への発言や、色々思い起こされてすごく反省している。同じようなことを言ってきたと思う。(すごく同意)

・最先端の科学事情を取り入れているのが面白い、フィクションな部分と実際の理論のぶつけあいが秀逸。

・設定などに力をいれるSF作家とはいえ「はっ」とするセリフや言葉がたくさんある。

・「赤すきんのお嬢さん」が気に入った。こういう事はよくわかる。実際にあるのかもしれない。でも男の義体は買わないかな。

・時間の発想がおもしろかった、時間って平面なの?(それは分からないです・・。)

・タイトル作品の「どれほど似ているか」オチは全くよめなかった。

・説明が長いし、何をしているのか全然わからない語り口にちょっとてこずったけど、中盤から乗って行けた。これは面白い

・機械が最も人間らしくなってくのが、胸をうつ。とても良い作品だ。

・「同じ重さ」これはニューロンですねと即答する方登場。絵があるのがよい。

・韓国の小説は社会のことを描いているのがとても多いですね、これはSFだけれども、現代の話として読めてしまう。

ーーー
などなどでした。

僕を含めて三名の参加者でした。
面白かったものの、僕個人としては今回は読み込みが浅くもう少し細かい話がしたかったなぁと思います。やや反省です。

気がつけば読書会も四回目。話すことに緊張感はなくなってきました。
少人数でも楽しいのですが、色んな話を聞きたくて開催しているところもありますので、
もし気になっている方がおられましたら「そろそろ参加してみないか?」と、強くお誘いさせていただきます。

読書会を念頭に小説を集中して読むと、良く読めます。深く読める度合いが違うというか。
それが発見でした。読書会は本当に面白いので、みなさまも好きな事言いに来てくれると良いです。

次回は4月25日(木)に予定しております。
課題本は「クネレルのサマーキャンプ」エトガル・ケレット著です。イスラエルの作家です。