本を読む時間がないけれど、本当は読みたいんだよねと言う方に。何読んだら良いかわからない方に。
本を読む行為とその体験を共有する会「山崎ブッククラブ」を開催します。

※12月9日は満席になりました。ご参加いただきありがとうございます。

簡単に言うと「読書会」です。毎月課題本を選定して、会の当日までに(半ば強制気味に)読んで、その内容について(なるべく)対面で話をするという会です。外国映画などでたまにそういうシーンが出てくるのでご存じですよね。

※参考:ジェイン・オースティンの読書会

日本でも昔は図書館などで良くやっていたようですが、最近はあまり見かけません。
一方で、外国では文化として残り、今でも個人・法人問わずよく開催されています。
一時は下火のなったものの、SNSの登場や有名な方が開催したりして、メディアレベルの影響力を持っている会もあるそうです。

僕も昔はサークルに入り、映画や本の感想を言い合っていたものですが、最近はやはり一人が多いです。
感想を言う相手が近くに一人しかおらず、さりとて感想をネットに書いてもしっくりこない。

他の人の読みというのは自分とは全く違う事が多く、新鮮で、別の思考や考えをもたらしてくれたことが多々ありました。
難しい本でも、質問や意見を言うことで、本の内容を深く理解する手助けをしてくれると思います。そして、自分も発言前提なので注意深く読むむようになると思います。何より自分の知らない世界を教えてもらえるのは大きな喜びです。

これは、本屋をやるならやってみたい事の一つでした。

そういうわけで「山崎ブッククラブ」を開催します。
第1回は来月の12月9日(土)です。12月ですし、まずは楽しくてクリスマスに関連する本が良いなと言う事で、
ポール・オースターの「オーギー・レンのクリスマス・ストーリー」(スイッチパブリッシング)の読書会にしました。

1990年にポール・オースターがニューヨーク・タイムズ紙に寄稿した名作です。この版は2021年の新しい本で、タダ ジュンさんの挿絵が入っています。
映画スモークの中でも登場する「オーギー・レンのクリスマス・ストーリー」。映画は見たけれど、小説は読んでない方がほとんどなのではないかと思います。
(もしくは読んだけれど忘れたとか)

短い話ですので、一月あれば十分読めそうですが、全て読んでいなくてもかまいません。読んでどんな風に感じたのか、どこがおもしろいのか(あるいはおもろくないのか)どんな思い出があるのか、など自由に話していただいてかまいません。基本的に全員参加で何か話していただきたいと思います。
(※話すのが苦手なら聞いていてもらうだけでも大丈夫です。僕(主催者の折小野)も話すのはたどたどしいので、ご心配なさらず。)

ブッククラブも慣れてきたら、参加者にも本を選んでもらうような会にしたいと思っています。

【山崎ブッククラブの参加方法】

1)参加希望のご連絡をいただく(メール・DM)
 件名(12月山崎ブッククラブ参加希望)とし、お名前・電話番号・人数をお書きください。

2)本をご用意いださき、当日までに読んできてください。
  本を当店でお買い上げいただける場合は、(参加費用+本)のお届けパックを用意します。申し込み時にご希望をお知らせください。

3)当日ご来店いただく
  お菓子とお茶(用意します)などを楽しみながら、本について歓談します。

4)次回課題本の選定(次回は1月です)
  慣れるまではこちらで選定します。

5)記録(どんな話が出たかなど簡単な記録を残します。)

開催日時:12月9日(土)18:00~19:30程度
会場:プオルッカミル
〒618-0071 京都府乙訓郡大山崎町大山崎尻江7−2−8
参加費:1,000円 (お菓子・お茶orコーヒー代込)
募集人数:定員6名
※食事時間なので何か持ってきてもらって食べながらでもOKです。

参加される方はinstagram @puolukkamill_bookのDM、このホームページの問い合わせ、メールのいずれかよりご連絡ください。
shop@puolukkamill.com