説明
出版社 : アノニマ・スタジオ
発売日 : 2024/1/9
ハードカバー : 256ページ
ISBN-10 : 4877588558
ISBN-13 : 978-4877588557
京都大山崎の本と編み物毛糸店
¥1,980
山本貴光さん(文筆家・ゲーム作家)推薦
細切れに、駆け足で、何度でも、這うように、
本がなくても、わからなくても――
読書とはこんなにも自由なのですね、小津さん
注目の俳人小津夜景さんは、選び取る言葉の瑞々しさやその博識さが魅力。これまでの人生と本の記憶を、芳醇な言葉の群で紡ぎ合わせる、過去と現在、本と日常、本の読み方と人との交際など、ざっくばらんに綴った40篇です。
小津さんの本との付き合いは自由。流行りの本や気に入った著者にのみ傾倒するのではなく、時にそのときどきの境遇で出会った本に身をまかせ、時にその本の味を咀嚼できるまで何度も開くこともする方です。
単なる読書エッセイではなく、本から生活の記憶を手繰り寄せ、当時の心情を豊かな語彙で結びつける、これまでの苦い生活の記憶も美化せずに切り取る潔さもある、小津さんだからこその言葉が詰まったエッセイ。松岡正剛氏、池澤夏樹氏、谷川俊太郎氏という読書家が注目する俳人の、言葉と想像の糸の紡ぎ方が魅力の一冊です。
出版社 : アノニマ・スタジオ
発売日 : 2024/1/9
ハードカバー : 256ページ
ISBN-10 : 4877588558
ISBN-13 : 978-4877588557
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