水歌通信 / くどうれいん (著) 東直子 (著) (左右社)

¥2,200

垂直のガラスを蛸があるいてる雨つよくふる都市のどこかに(東直子)

柳の葉は撫でることしかできなくて小川の街でだれを愛すの(くどうれいん)

結婚を打診されるも、かつての恋人の存在が心にひっかかり、素直に喜べないみつき。
同じ街を浮遊しながら思考する謎の存在・ミメイ。
ひとつの街にふたつの意識が浮かび上がり、淡く交信しながら進む物語。

【著者コメント】
東さんと日常を交信するようにはじめた短歌のやり取りは、次第にわたしの人生を離陸してまったく別の「みつき」の人生になりました。書き終えたいま、雨が降ると、わたしのところへもミメイが来ているような気配がします。(くどうれいん)

くどうさんと言葉を空に放って心を分け合っていたら、遠くにいるのにすぐそばにいるような、近づくことのできないところを浮遊しているような、とけあうような心地になりました。えもいわれぬ体験でしたが、その世界の人たちと時々目が合ってドキドキしました。(東直子)

在庫1個

商品コード: 978-4865283945 カテゴリー: , , , ,

説明

出版社 ‏ : ‎ 左右社
発売日 ‏ : ‎ 2023/12/6
ハードカバー ‏ : ‎ 144ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4865283943
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4865283945


レビュー

レビューはまだありません。

“水歌通信 / くどうれいん (著) 東直子 (著) (左右社)” の口コミを投稿します

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

最近閲覧した商品