説明
出版社 : 左右社
発売日 : 2023/12/6
ハードカバー : 144ページ
ISBN-10 : 4865283943
ISBN-13 : 978-4865283945
京都大山崎の本と編み物毛糸店
¥2,200
垂直のガラスを蛸があるいてる雨つよくふる都市のどこかに(東直子)
柳の葉は撫でることしかできなくて小川の街でだれを愛すの(くどうれいん)
結婚を打診されるも、かつての恋人の存在が心にひっかかり、素直に喜べないみつき。
同じ街を浮遊しながら思考する謎の存在・ミメイ。
ひとつの街にふたつの意識が浮かび上がり、淡く交信しながら進む物語。
【著者コメント】
東さんと日常を交信するようにはじめた短歌のやり取りは、次第にわたしの人生を離陸してまったく別の「みつき」の人生になりました。書き終えたいま、雨が降ると、わたしのところへもミメイが来ているような気配がします。(くどうれいん)
くどうさんと言葉を空に放って心を分け合っていたら、遠くにいるのにすぐそばにいるような、近づくことのできないところを浮遊しているような、とけあうような心地になりました。えもいわれぬ体験でしたが、その世界の人たちと時々目が合ってドキドキしました。(東直子)
在庫1個
出版社 : 左右社
発売日 : 2023/12/6
ハードカバー : 144ページ
ISBN-10 : 4865283943
ISBN-13 : 978-4865283945
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