説明
出版社 : 書肆侃侃房
発売日 : 2023/11/7
言語 : 日本語
単行本 : 288ページ
ISBN-10 : 4863855966
ISBN-13 : 978-4863855960
京都大山崎の本と編み物毛糸店
¥2,970
故郷喪失者は言語の中でのみ生きることができる
たとえどこにいようが故郷には決していないのだから
原書が刊行されてから二十数年が経過し、サラエヴォ包囲自体は過去の出来事になったかもしれないが、むろん優れた小説はこの程度の時間で古びるものではないし、そもそもユーゴスラヴィアの惨事と消滅そのものは過去の話であっても、同じような事態が日々世界で生じていることは言を俟(ま)たない。(柴田元幸)
ヘモンがナボコフとのあいだに感じる親近感は語彙という面からくるものではなく、故郷を喪失した作家が共通して抱える「埋め合わせてくれるものは言語だけ」という感覚だという。(秋草俊一郎)
現代アメリカ文学を代表する作家のひとり、アレクサンダル・ヘモンの最初期短編集
在庫1個
出版社 : 書肆侃侃房
発売日 : 2023/11/7
言語 : 日本語
単行本 : 288ページ
ISBN-10 : 4863855966
ISBN-13 : 978-4863855960
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