傷ついた世界の歩き方:イラン縦断記 /フランソワ=アンリ・デゼラブル (著) 森 晶羽 (翻訳)(白水社)

¥2,970

フェミニズムを目撃する新しい紀行文学

「女性、命、自由!」デモの叫びが響くテヘランで、ニコラ・ブーヴィエの名著をたどり直す冒険が始まる──。

『世界の使い方』は〈僕〉にとって聖典のような存在だ。彼が旅した景色を自分で確かめるのが長年の夢だった。パリからテヘランに向かう飛行機では、一睡もできなかった。携帯電話にフランス外務省からの着信があり、イランで監禁される危険性を告げられていたからだ。

22歳のクルド人女性が、「不適切な服装」を理由に道徳警察に逮捕され殺害された……マフサ・アミニ事件をきっかけに、イラン全土で抗議運動が起きていた。そのデモ活動に参加した、同じくZ世代で16歳のニカ・シャカラミも被害に遭う。女性たちが髪を風になびかせながら抑圧に立ち向かう姿を目撃し、〈僕〉は、イランの過酷な現実を突きつけられる。砂漠が広がる大地の上、「死者の背後では千の心臓が鼓動する」。

テヘランからエスファハーン、ペルセポリスを経てザーヘダーン、サッゲズに至る縦断記は、傷ついた世界を生きる者のため「世界の傷口」に命がけでペンを差し入れる新しい紀行文学。アカデミー・フランセーズ賞受賞の作家の日本デビュー作。

在庫1個

説明

出版社 ‏ : ‎ 白水社
発売日 ‏ : ‎ 2024/9/28
言語 ‏ : ‎ 日本語
本の長さ ‏ : ‎ 216ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4560090947
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4560090947


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