説明
ベテランニッターにも“目からウロコ”の技が、なぜそのように編むときれいになるのか、というくわしい解説と図でわかりやすく書いてあります。
すべてはきれいに編むために、著者の長年の実践から得た知識がいっぱい詰まっています。西村知子さんの読みやすく、ユーモアあふれる翻訳も楽しい。
――風工房 さん
ふだん編み物をしていても、なかなか思いつかないことをパティさんは追究し、私たちに伝えてくださっています。このたび、日本語訳への翻訳作業を通して、訳者自身、目からウロコが落ちる瞬間が何度もありました。(…)
本書を通じて、編み物は自由で楽しいものだと実感していただけるとうれしいです。
――西村知子 さん(訳者)
【もくじ】
はじめに:本書の使い方(とその理由)
序章 ニッターの「こうしちゃダメ?」に応える本
本書を読まれる前に(訳者より)
第1章 編み物の真理
表目や裏目やその他諸々
編み目の構造について:まぎれもない真実
編み目はどうできる?
イースタン、ウェスタン、コンビネーション:旅先はどちらへ?
第2章 ゲージ
小さなセーターから巨大な帽子まで
スワッチという奇跡の道具
真実はすぐそこにある(または、スワッチと仲良くなりましょう)
もっといい編み地にしよう:編むときの手加減について
ゲージが合うことが必ずしも素晴らしいことではないわけ
第3章 パターン
何を使って編むか(もしくは「一流シェフ」になるには)
何を編むにもサイズは大事
パターンのひみつの言語
第4章 作り目
ロングテール・キャストオン(指でかける作り目)
ケーブル・キャストオン
どうして「100」まで数えられないの?
第5章 増し目と減目
美しい減目
増し目:美しく増やす
第6章 やっかいな問題とひみつの解消方法
新しい糸玉に糸継ぎをする:想像する以上に多くの方法がある!
その1目めを直そう:糸送りが妨害されている
輪編み:まわれ、まわれ
輪編みの引き返し編みについて:触れたがらない問題
輪の編み終わり――あのスリンキー(段差)をなくす
リブ編み――いつも快適に編めるとは限らない
セーター編みに役立つスキル
第7章 仕上げ
よりよい「伏せ止め」
ブロッキング:最後の仕上げ
糸始末:リバーシブル? それともリバーシブルでない?
すくいとじ:とじはじめはひみつの方法で
拾い目:自分の道を行こう
最強のボタンホール
袖付け
第8章 最後の知恵のことば
参考情報:基本テクニック
索引
著者の紹介、謝辞、翻訳者の紹介
出版社 : 朝日出版社
発売日 : 2023/12/19
言語 : 日本語
単行本(ソフトカバー) : 208ページ
ISBN-10 : 4255013616
ISBN-13 : 978-4255013619
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