『珠洲の夜の夢/うつつ・ふる・すず さいはての朗読劇』 / 大崎清夏 (著) (twililight)

¥1,650

作曲家・阿部海太郎の声かけにより、演出・長塚圭史、戯曲・大崎清夏によって2022年、23年と奥能登珠洲で上演された『さいはての朗読劇』全戯曲。

詩人・大崎清夏の初めての戯曲集は、珠洲に伝わる民話と民謡から生まれました。珠洲に暮らす方々のお話。土地に響く声、語られる声。二つの戯曲には、誰もが知っている物語と、誰も知らない珠洲の姿があります。

“草むらのほうから、夏の終わりのいい風がざあっと吹いて、会場を吹き抜けた。
「あいの風だ。」
と誰かが言った。“(本文より)

“この戯曲集が完成する頃には、能登半島地震から一年半が経つことになります。珠洲の復興への道のりについては、私にはわからないことだらけです。でも、この戯曲集によって、ひとつの珠洲の物語をこの先の未来へ手渡すことができれば、少なくともそれは珠洲を愛する私にとって、ひとつの復興の形になるのではないかと思います。”(あとがきより)

“大崎さんは、決して目の前のもの/ことから目を逸らさない。むしろ永久に正しい焦点を探し続けている。“(「まえがきのまえに」より)阿部海太郎

“珠洲を舞台にした『夏の夜の夢』。読み始めると、途端に物語の中の人、外の人が鮮やかに動きだす。“(まえがきより)長塚圭史

※サイン本です。

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商品コード: 978-4-911605-00-4 カテゴリー: , , ,

説明

タイトル:『珠洲の夜の夢/うつつ・ふる・すず さいはての朗読劇』

著者:大崎清夏

デザイン:横山雄

ISBN:978-4-911605-00-4

判型:B6変形  ページ数:136ページ

本体価格:1,500円

発行:ignition gallery

発行所:twililight

刊行日:2025年7月16日


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