今日で6月が終わりですか。梅雨も早々に明け、夏が一足お先にやってきていますね。暑いけれど、綺麗な空は嬉しい毎日。
昨日は水無瀬にある岡村商店さんの4周年祭にお邪魔しました。本の販売もさせていただきましたが、私は夕方から開催されたトークイベントに参加しました。その名も【Puolukka Mill × 岡村商店トークイベント「自営ダブルス」】。
岡村商店さんはご夫妻でお店をされているのですが、おふたりで〝お茶部門〟と〝包子部門〟に分かれておられて、私のお店は一応私が店長のような感じですが、〝編み物部門〟と〝本部門〟という感じで夫婦で違うことをしているという共通点がありますね、そして全員メガネですね、ということで、そのダブルス感についてお話しするイベントに呼んでいただいたのでした。
夫婦で自営業をするってどんなだろう、とみなさん思われるかもしれませんが、私はあまり「夫婦でやっている」とは思っていなくて、イベントでもお話ししましたが、私、めっちゃビジネスライクなんですよ。なのでちーたん(夫)は家族ではありますが、共にお店や教室を楽しい場所にしてくれる仕事仲間だと思っているので、いろんなことを話し合うのはもちろんなんですが、ときには言いたくない(多分向こうも聞きたくない)ことも言ったり(優しくですよ)、間違いを指摘したり(優しくですよ)もしています。あまり私情は入れず、あくまで「お店や教室のため」という気持ちで話します。なのでイベントでも「喧嘩はしないんですか?」という質問が出たのですが、最近はあまり生活に引きずるような喧嘩をすることはないような気がします。(私だけかもですけど・・)
こういうイベントやインタビューを受けるときなんかは、なぜこの仕事をしているのか、という原点に戻って考える機会をいただきます。今回もイベントの前に少し考えました。私は自営業やろう、と思ってやったのではなくて、「これしかできなかった」というのが正直なところで。自分ができること、やりたいことをピックアップすると、このかたちだった。選んだようで選んではいないのかもなあと。みんなが乗るレールに乗れなくて、自分でレールを敷いてのんびり走ってきた、という感じ。自分で敷くから、忙しかったですが・・。
運よく今まで続けてこられていますが、これから何が起こるか分からないというのもいつも思っていて。とにかく続けていられる今をありがたく過ごす日々です。感謝。ここに立ち戻るのもルーティーン。
岡村さんと紀子さん、そして他の参加者の皆さんのお話も聞けて、とても楽しかったです。そしてまた頑張ろうと思いました。岡村さん、紀子さん、誘ってくださりありがとうございました。4周年、おめでとうございます!