今日は家で事務作業。普段は編み物レッスンを中心に行なっていますが、予約の管理やキットの編み図作成など、事務作業もわんさかとあります。嫌いじゃない。
私は外へ飛び出す気質と共に、ずっと家にこもっていられる気質の両方を兼ね備えていまして、旅も大好きですがずっと家にいるのも苦ではない、どっちやねんという人間です。そういう時はなるべく買い物などにも行きたくないので、ご飯なんかも冷蔵庫をあさってなんとか買い物に行かずに作ろうと頑張ります。でもそういう時の方が食卓が豪華になったりしませんか。頑張ったらすごなった、みたいな。あるある(私だけですか)。
ただ、私は少し動いている方が体調的にはよいようで、あまりじっとしない方がいい人のようなのです(回遊魚みたいな感じ、と鍼の先生に言われたことがある)。なのに放っておくとずっと家でゴソゴソしてしまうので、なるべく用事を作っては外に出ます。先日もまたこもりそうな予感だったので、本を持ってコーヒーを飲みに。
今読んでいるのは、「ギリシャ語の時間」(ハン・ガン著)と「たまたま生まれてフィメール」(小川たまか著)。「ギリシャ語の〜」はハン・ガンさん特有のスルスルと読めるけれど、色々と自分で考えながら読むスタイル。「たまたま〜」はうんうんと思いながら読むところと、ずっと眉間に皺を寄せながら読むところと。どちらも読みやすいけれど重量感がある読書となっています。こういう本たちと過ごす時間は、とてもよい時間。
さてさて、仕事に戻りますか。