息子が中学校に入学して、中学校の決まりごとプリントを持って帰ってきました。

結構色々決まりごとがあって、学校に持って来てはいけないものから始まり、日々の過ごし方など。私は自分で言うのもなんですが、こどもの頃はとても優等生だったので、当時のそういう校則なんかを嫌だな、と思ったことはありませんでした。で、どんどん大人になるにつれてグレていったので、今はそういうの読むと、え、しんどそう・・え、なんで?と思ってしまう。授業と授業の間は次の授業の準備に励みましょうとか、休み時間ぐらい好きに過ごさせてくださいよー。

華美な髪留めはだめ。学校ではおしゃれできないんですよね。それは昔からそうだった。でも今は、もしその髪留めで気分が上がるのだったら、付けさせてほしいと思う。その髪留めのおかげて勉強も友達とのお付き合いもご機嫌でできるのなら、付けさせてほしいと思う。その髪留めで怪我とかしないんだったらいいじゃーん、って。

一方、こどもあみものきょうしつのこどもたちはいろんなことを話してくれるのですが、昨日のレッスンは新学期1回目ということで、クラス発表がどうだったかとか、先生がどうだったかとか、そういう話でもちきり。その話の中で「クラスが荒れることがある」という話が出ました。

「授業が始まっても関係のない本を読んでいる子がいたりするよ」とか、そうだよね、たくさんの生徒がいる中、いわゆる「余計なもの」はクラスをまとめるのに邪魔になる。おしゃれとかもきっと「余計なもの」なんだろうなあって。授業中、ずっと鏡を見られていたりしたら、先生も辛い。私も大人数の生徒を教えたことがあるので、その大変さは分かる気がします。難しい。。

でも、それでもやっぱり、もう少し自由があってもいいんじゃないかな、とグレてる47歳は思うのです。こどもたちには好きなものを身の回りに置いておいてほしいのです。好きなものを選ぶ力を持ってほしいのです。全部決められてしまったら、はい、ここからは自分で選んでね、となった時に、選べなくなってしまう気がして。

そんなことを悶々と思った4月11日。47歳最後の日。

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先週末読んでいた菊池亜希子さんの「ありが10ふく、みせて!」、いろんな方のいろんな洋服が見られて可愛くて面白かったですよ。おしゃれやファッションについての本が好きでよく読むんですが、1番好きなのは、川上未映子さんの「おめかしの引力」です。何か欲しいものがある時に日割り計算して「よし、買お!」と思ってしまうのは、完全に川上さんのこの本の影響です。ワハハ!と笑ってしまうお話もあれば、わお・・と引き込まれるお話も。さすがです。