わあ!前回の日記からすごく日が経ってしました!

その間、私は何をしていたのか。思い出す。

まず、息子が野球のチームを退団しました。
息子、3年生の頃から続けていた野球。
当時の息子は性格的にもスポーツとはまるで無縁(に見えた)な子だったので、
野球をやりたいと言った時の衝撃は大きかったです。
でもやりたいと言った理由が、野球漫画を読んで、だったので、なんか納得(漫画オタクです)。

そんな息子、野球を始めたら、気合いで!とか、根性!みたいになったかというと全くそうでもなく、声は鳥が囁くように小さく(ランナーコーチをしていても耳を澄まさないと聞こえない)、本当に大丈夫なのかしら、と思ったのですが、最後には声は(少し)大きくなり、挨拶もできるようになり、もとの性格はそんなに変わらず、マイペースに野球をさせてもらえました。

私だったら、「野球をするってことは、こういうテンションでいなくてはいけない!」とか勝手にイメージして、「自分はそのテンションにはなれないから、やめておこう・・」とか思ってしまいそうなのですが、息子は常に自分のテンションでチームに馴染み、楽しんでいて、凄いなあと思いました。なんか、目から鱗な4年間。

それもこれも、とっても優しいチームメイト、
関わってくださった保護者のみなさま、
そして温かい目で見てくださった指導者の方々のおかげだなあと思います。
(本当に優しいよい子ばっかりのチームでした。)

で、その野球チームの退団式というのがあったのですが、そこで流すスライド作りを我が家が担当していて、毎晩泣きながら作っていました。

「ここでいっぱい泣いといたら、免疫ついて本番泣かなくて済むかもな」

とか言いながら、本当に毎晩泣いていました。
みんなの笑顔の写真を続けるパートがあったのですが、みんなの笑顔が本当に良くて。
にかっ!と100点満点の笑顔の子がいれば、恥ずかしくてはにかみ笑顔の子がいて。
その子それぞれの笑顔がある。

笑顔って、めっちゃ笑わなあかんて、誰が決めたのかなって、その子それぞれの笑顔でいいじゃないかなって、最後にそんなことを思って、これからもみんなそれぞれの笑顔を守って過ごしていってくれたらいいなあ、なんて、オカンは思うのでした。

で、野球が終わったら土日もお店を開けられるねえ!なんかすごい!なんて言っていましたら、息子がひどい風邪をひいてダウン。
私も倒れるほどではないけれど、うっすらうつりつつ。
しかし、私も小学校の役員の引き継ぎフェスティバルを開催中だったもので、
絶対に倒れられないぞ、という気合いで過ごして、
今、風邪も治って、引き継ぎフェスティバルも本日終焉を迎え(いえい!)、日記を書いています。

いやあ、長くなりました。

こんな日々を過ごしつつ、私は息子の卒業式用のセーターを仕上げ、
春のショールを編み始めました。
(DARUMAさんの春夏新作ショールです。)
バタバタする日々に針を持つ自分を見て、
自分にとって針を持つことはもう、深呼吸をするようものなんだなあと。

いろんなものの終わりと始まりを感じる春です。