去年ふとレコード屋さんの前を通りかかると、The Beach Boysの Wouldn’t It Be Niceがかかっていました。何度も何度も聴いていた曲なのに、レコードの音で聴いてなんだかすごく感動してしまいました。元々大好きな曲なので聴くたびに感動はするのですが、この曲って最初はレコードで発売されたんだよな、最初にこの曲を聴いた人たちは、レコードでこの曲を聴いたんだよな、と思ったんですね(お店でかかっていたのは、リマスターだったかもしれませんが)。レコードで聴くことで、なんかちゃんとこの曲が聴けた気がして。それから今まであまりレコードには興味がなかったのですが、レコードで聴く意味、ちょっと分かったかも、欲しいかも、と思うようになりました。
そんなこんなしていましたら、年末に参加したイベントでちーたん(オット)がレコードを抽選でいただいて、これは聴きなさいということじゃない?と、壊れたまま買っていなかったレコードプレイヤーを新調しました。それから街に出ると、レコード売り場が気になって、覗くようになりました。
私は古い曲やJAZZが好きなので、基本中古レコード狙い。あまり知識がないのがもどかしい。今まで好きだったアーティストをまず探して、あれば買うようにしています。お店で、あるかなーとレコードを一枚一枚見るのが楽しい。なくても、今日はなかったな、でも楽しかったな、で終わります。まだ本当の沼には入っていないと思います(願います)。
昨日はギタリスト・ジャンゴ=ラインハルトの一枚をゲット。ジャンゴの音源に他のアーティストが演奏を重ねて録音したという、何だか面白い一枚。違う買い物をしに行ったビルで、気がついたらレコードを見ていました。あれ、沼・・?