本を読む時間がないけれど、本当は読みたいんだよねと言う方に。何読んだら良いかわからない方に。
本を読む行為とその体験を共有する会「山崎ブッククラブ」です。

第八回「山崎ブッククラブ」を2024年7月27日(土)に開催します。
課題本はレイモンド・チャンドラーの「プレイバック」です。

創元推理文庫は2019年から〈名作ミステリ新訳プロジェクト〉という、名作を新たに現代の言葉で訳し直すという(そのままです)企画が進行しているそうで、
その中に「レイモンド・チャンドラーの作品」も含まれております。最近ハードボイルドの本をたくさんいただいた事もあり、ハードボイルド熱が急上昇。そろそろここらでハードボイルド作品をブッククラブで読んでも良いのではないかと思います。良いよね?だってマーロウだからね。

というわけで、今回はレイモンド・チャンドラーの「プレイバック」田口俊樹訳です。
チャンドラー本人が最後まで書いたマーロウものの最後の作品で(続編の『プードル・スプリングス物語』というのもありますが4章までしか本人が書いていない)。傑作とされる「ロング・グッドバイ」や「大いなる眠り」と比較すると一ランクも二ランクも落ちるとされていますが、そういう作品の中にこそ、溺愛できる何かが見つけやすいのではないかと思います。ともあれ、ここらで一つ「新訳を読んでみよう!」という企画です。

知っている限り「プレイバック」は、違う翻訳で4種類出ていますで、それぞれ比べても面白いかもしれません。
特に例の必殺のセリフは全部違っているので面白いです。ぜひご参加ください。

ブッククラブへの参加は、全て読んでいなくてもかまいません。読んでどんな風に感じたのか、どこがおもしろいのか(あるいはおもろくないのか)など自由に話していただいてかまいません。基本的に全員参加で何か話していただきたいと思います。
(※話すのが苦手なら聞いていてもらうだけでも大丈夫です。僕(主催者の折小野)も話すのは本当にたどたどしいので、ご心配なさらず。)

【山崎ブッククラブの参加方法】

1)参加希望のご連絡をいただく(メール・DM)
 件名(7月山崎ブッククラブ参加希望)とし、お名前・電話番号・人数をお書きください。

2)本をご用意いださき、当日までに読んできてください。
  本を当店でお買い上げいただける場合は手配します。(配送可)申し込み時にご希望をお知らせください。

3)当日ご来店いただく
  お菓子とお茶(用意します)などを楽しみながら、本について歓談します。

4)次回課題本の選定

5)記録(どんな話が出たかなど簡単な記録を残します。)

以上です。ご予約お待ちしております。

開催日時:2024年7月27日(金)18:00~19:30
会場:プオルッカミル 
〒618-0071 京都府乙訓郡大山崎町大山崎尻江7−2−8
参加費:1,000円 (お菓子・お茶orコーヒー代込)
募集人数:定員8名程度
※食事時間なので何か持ってきてもらって食べながらでもOKです。

参加される方はinstagram @puolukkamill_bookのDM、このホームページの問い合わせ、メールのいずれかよりご連絡ください。
shop@puolukkamill.com