風邪リレー始まっています。先週初めから夫が、週末には息子が風邪でダウン。我が家はお店を一緒に営んでいますので、夫が倒れると私は、お店、編み物教室、家事、育児、全てがワンオペとなります。シビれますねえ、生きてるなあって思います、そうなると。

そんな嵐の一週間が始まるとはつゆ知らず、先日、友人と京都をぶらりと歩いて来ました。ここ最近忙しくしている友が「あそぼ」と言うので嬉しくなって、パブロフ犬の如く尻尾を振ってお供してきました。

友はいつものんびり過ごすお相手なので、2人とも好きな台湾茶のお店にのんびりしに行こうかと。お、そこに行くなら近いし、食に貪欲かつオーガニックなどにも精通している友が好きそう、と思いついたお店が「斗々屋」さんでした。

「斗々屋」さんはオーガニックの生鮮食品やさまざまな食材を扱うお店です。中ではイートインも可能で、新鮮な食材を使ったメニューをいただけます(ランチについているミニドリンクにはワインもあり嬉しい)。ゼロウェイストを唱えるこちらのお店では食材は量り売りのものが多く、瓶(デポジット制あり)や袋を購入して持ち帰ります(自分で容器を持っていってもOK)。分かってはいるのですが家に帰ってから実感します。斗々屋さんに来ると本当にゴミが出ない!捨てるパッケージがないのです。私はゴミが出るのが若干ストレスに感じる人間なので、斗々屋さんのこのシステムは本当に気持ちが良くて嬉しい。

私はデポジット制の瓶と購入用の紙袋を使用しました。紙袋も「紙だけど何度か使ってね!」というもので、さっと洗って土のついた野菜入れにして冷蔵庫で使ったりと、紙だからと今まで捨てていたけれど、紙でも何度か使うこともできるんだなあと。久しぶりだったので今回はデポジット容器を借りよう〜と手ぶらで行きましたが、次回は自分の容器を持っていこう。

そこから少し歩いたところにあるのは、FUDAOさんという台湾茶のお店。こちらは台湾茶の販売と喫茶があります(喫茶は予約制)。当日でしたがお店に行く前に電話すると空席があったので、お店でお茶をいただくこともできました。今年の初めにFUDAOさんのお茶の福袋を買っていてそれをちょうど飲み干したところだったので、お茶葉もいただきました。(喫茶の写真は撮り忘れたので、家でのお茶時間の写真をどうぞ)

何煎かいただくことができて、その度に味も変化して美味しいですよ。台湾、お茶の旅に行ってみたいんです。

今回京都へ行こうとなった時に、そういえばずっと行ってみたかった古着屋さんがあるな、と場所を調べたら、まさかのFUDAOさんから徒歩数分ということで、そちらにも足を伸ばしました。その名も「ラビット古着店」。うさぎ好きには見逃せないお店の名前。私はヨーロッパの古着が好きなので、ずっと行ってみたいなあと思っていたんです。お店、まるごと欲しかったです。まるごと可愛い。サッと羽織れるジャケットが欲しいなあと思っていって、ちょうどよい感じのスウェーデンのものをいただきました。友が買っていたフィンランドのコートも素敵だったなあ。お店には大きめのベストがいくつかあって、ベスト、チャレンジしてみたいなあと思いました。

ショッパーも可愛い。

今回お邪魔した3つのお店は奇跡的にも徒歩5分圏内?ぐらい近くにあって、またこのコースで遊びに来たいなあと思いました。四条からだとバスで「荒神口」で降りてぐるりと歩きました。この出町柳のあたりは、四条よりも人が少ないのも好きなポイント。

のんびりと好きなものを見たり食べたり、そして持ち帰ったものも気持ちのよいものばかりで、この1日があったからその後訪れたハードな一週間も穏やかな気持ちでいられたなあと。友よ、忙しい中ありがとうよ。また行こうね。