もう金曜日。振り返りたいなと思いつつ、もう金曜日。先週末から週明けにかけて、楽しい予定がたくさんあったのです。
(珍しく外に出ていました!)
日曜日はスウェーデン伝統模様クラス開催。このクラスは、私が15年ほど前に(もう15年も経ってしまった!)参加したスウェーデンの手工芸学校で学んだ内容をベースに、帰国してから私なりに文献などを調べて作ったクラス。通常のクラスと違って、前半は私がその地域の編み物について説明をして、後半は実際に伝統模様を編んでいただくという内容。ここ数年お休みをしていたのですが、今年また再開しました。
歴史的な内容が多いので、時が経ったからといって内容が変わるわけではないのですが、一応今年再開するにあたって、いろんな文献をまた見直したりしていて、編み物についてもっと歴史的なアプローチで学んでみたいなあという気持ちがムクムクと。私にとってもこのクラスの再開は小さな刺激となっています。
10月のレッスンは、実際に北欧での留学経験や旅行経験がおありの生徒さんが数名おられて、みなさんのお話を聞くのもすごく楽しかったです。このクラスは編み物のレッスンですが、終わった時に旅行に行ったような気分になってもらえたらいいなあと思っていたので、まさに、そんなレッスンだったと思います。次は12月の開催になるかな。
そして午後からは、初めてキムチ作りに参加しました。以前からキムチ作りをされているという方に、また作られる時はお声がけくださいと言っていて、誘ってもらいました。
今回はエゴマの葉のキムチを作るとのこと。材料はニンニク(たくさん潰しました)、玉ねぎとエゴマの葉。とてもシンプルな材料です。玉ねぎとニンニク、唐辛子といかなごエキス、醤油、そして主催者さん自家製の梅シロップを混ぜて、それをエゴマの葉に塗っては重ね、塗っては重ね、していきます。なんやかんや話をしながら、塗り塗りと。楽しい!他の野菜でも作ってみたい。
今週末、食べてみよう。
そして月曜日は世界染織 月かげ展示販売会『世界染織-多様な風土、ひとつの美II in 京都』へ。主宰の廣田さんによるギャラリートークで布たちの歴史を伺いつつ、展示されている世界各地の布を触って眺めてきました。私は染織や布にはあまり詳しくないのですが、その布がどのように生活で使われていたとか、どのように埋まっていて掘りおこされたのかとか、そういうお話を聞くのが大好きなので、とても楽しかったです。
ただ「購入する」のではなく、その歴史や特徴などのお話を伺ってから実際に布を触り、見て「購入する」。同じ「購入する」でもその過程が違うと、気持ちが全然違うんだなあと実感しました。私はインドのラホリカンタという刺繍のマットをいただきました。自分の家にはマットを敷ける床がなく、どこか床ないか!?と考えて、教室の床に敷くことに。敷ける床、見つかってよかった笑。とても素敵で、レッスンをするたびに眺められるのが嬉しいです。
スウェーデン、韓国、そしてインド。まるで旅をしたような週末・週明けでした。(実際はずっと京都)