今日は自分の勉強の日でした。

私は編み物を独学で始めたのですが、
編み始めてから数年経った頃に、
本当にこれで合っているのだろうか・・と不安になり、
教室に通い出しました。

たまたま参加したクラスが資格クラスだったので、
そのまま資格を取り続け、
ひと段落、資格は取り終えたのですが、
引き続き、先生の元へ勉強に通わせてもらって数年が経ちました。

いつもは先生として生徒さんを教える立場の私ですが、
勉強の日は月に2回、
生徒さんの立場になることができる、大事な日です。

質問があると先生に質問し、
特に質問がない時は、自分の編みたいものを編み進めたり、
製図の仕事があれば製図をしたり。
糸などのいろんな情報を教えていただいたり、
先生や他の生徒さんたち(みなさん先生レベルの生徒さんばかりです)と、
編みながら、お茶を飲みながら、
おしゃべりするのも楽しく、貴重な時間です。

資格を取り始めた時は、
私はまさか自分が先生になるとは思っていませんでした。
基本が学べるし、せっかくなら資格も持ってるのもよいかも、
ぐらいの気持ちで始めた勉強。
途中、出産のため勉強を中断。
いつ勉強に戻るか、
具体的には何も考えていなかったのですが、
息子が1歳になった頃、その時の先生が、
戻っておいでーと声をかけてくれたのでした。

勉強に息子を連れておいで、と言ってくださって、
それなら、と戻ったものの、
息子を連れての勉強は思ったより何もできず!
何もできずにただ行って、帰って、を繰り返していました。
これは意味があるのだろうか・・と思いながら、通っていましたが、
今思うと、あの時「何もできないなりにも勉強に通う」という
リズムを取り戻せたことは、とても大事なことだったなあと思います。
そうして、編む世界に戻ってきたんだなあ、今があるんだなあと。

今日も先生と編みながらおしゃべりして、帰ってきました。
そんな1月29日。風が強かったなー。